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「仕様書には多くのパーツ情報が入っています。仕様書で商品情報をすべてカバーするために、結合方法や技術的な説明を入れると、多くの情報を詰め込むことになり、Excelではコミュニケーションのミスが発生してしまって、結果としてスケジュールが伸びることになります」
Honeyloveのデザイン&商品開発部門バイスプレジデントJulia Handleman氏は、Excelで複雑な商品を管理すると、ミスを誘発すると話します。
Honeyloveの創業者Betsie Larkin氏は、EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)のヴォーカルとして、何年にも渡って世界中を旅してきました。ステージ上で自信を持ってパフォーマンスを行うために、いくつものシェイプウェアを試してきましたが、ずれてしまうものや、構造が悪いもの、違う場所に圧力がかかるものなど、完璧なものは見つからず、ついに自分で作ることを決意しました。そして初めてリリースした商品が口コミで広がって大きな成功を納め、現在ではシェイプウェアをフルラインで販売し、タンクトップやブラジャー、ボディスーツなども取り扱っています。商品はすべて社内でデザインを行い、実際に女性が身に着けて、着け心地や見え方のテストを行っており、商品はオンラインで販売して、アメリカ国内だけでなく、海外にも配送しています。
Handleman氏は、自社の商品について「Honeyloveでは、お客様が服を着用した時に、最も美しく見せるための商品を生み出しています。様々な技術を駆使して、体のラインを整え自然な曲線を描くことで、体にフィットするドレスを着用した際も、最高の自分を感じられるような商品作りを行っています」と説明します。
「データを整理するためのシステムを探していました。工場と密接に連携して商品作りを行っているので、生産のパートナー企業に、詳細情報の入ったわかりやすい仕様書を共有する必要があります」とHandleman氏は語ります。過去に何度もシステムの導入経験があるHandleman氏は、PLMのメリットをよく理解しており、Excelやメールをつかった業務を卒業して、システムを活用すべきタイミングがきていることを実感していました。そしてHoneyloveは、スケジュール管理や、幅広いベンダー向け連携機能、Adobe Illustrator連携機能、使いやすいインターフェースを備えたCentric PLMを選びました。
導入はすべてリモートで行われ、予定通りに予算内で完了しました。「当社とCentricのチームプレーで協力して導入を進めました。Centricは、ベストプラクティスと当社のニーズをうまく融合して、効率的にデータを扱えるワークフローを考えてくれました。現場のニーズに合わせてPLMを構成し、スタッフがすぐにPLMを使って業務を行えるようにしました」とHandleman氏は述べています。
Handleman氏は、スタッフの進歩についてこう話します。「私自身は当初からこのプロジェクトに入れ込んでいましたが、様々な部門がある中で、スタッフはいろんな思いを抱えており、喜ぶ人も入れば、システムの導入をストレスに感じている人もいました。でも、利用を開始する前には、心配事をすべて解決することができました。グループでも個人にもPLMのトレーニングをしっかり行ったことで、業務を移行する時には、全員がPLMを理解できていました」
導入を決定してから4ヶ月後、利用を開始してからたった1ヶ月で達成できたことを、Handleman氏はこう話します。「短期間で多くのことを学びましたが、全体としてとてもポジティブな経験になりました。工場とのやり取りはかなりクリアになり、システム内でデザインや生地用に自動で生成される番号は、最初から整った状態になっています。仕様書は、まさに希望通りに作成できるようになりました。フィッティングのコメント管理など、各作業を進める度に、Centric PLMを選んだ判断は正しかったと確信することができました」
「仕様書をコピーし、簡単に変更を加えられるようになったことで、業務の効率を大幅に向上することができました。アイテムはすべてライブラリに保存し、そこから使用するため、タイポもなくなり、データを整えることができました。またAdobe® Illustratorのプラグインを使えば、デザイン画を取り込むことができるので、スクリーンショットをとってExcelに張り付けたり、手動でアップロードする必要もありません。これらの追加機能のおかげで、作業がより簡単に効率的にできるようになりました」
Handleman氏は、すでにPLMを活用している部門をリストアップしています。「デザイン、商品開発、技術部門が、既にPLMを活用しており、カラーライブラリ、生地、装飾品のライブラリ、仕様書の作成、デザイン画のアップロードなどすべてPLMで行っています。そして現在グレーディングとトレランス機能、技術設計の導入を進めています。コストモジュールも利用しており、ベンダーがPLMを活用できる状態になったら、ベンダーと一緒にコスト計算ができるようになります」と語ります。